愛しさがつのる。

2004年7月23日日常

夕方涼しくなってから、ベビーとスーパーへ行く。

よく、通りがかりのおばちゃんに、ベビーのことで
話しかけられるのだけど、きょうのおばちゃんは、
ベビー→タリー　へと視線を移して、
「あら、そっくりねぇ。かわいい★」
と言っていた。
お世辞じゃない風な感じで、なんかうれしかったな。
おばちゃんも孫がいるそうで、少し赤ちゃんトークして
ばいばいした。

家に帰って、夕飯の準備をしようとしたときに。
それまで機嫌よく一人遊びしていたベビーが、突然泣き出した。
（泣く時はいつも突然っちゃーそうだけど、
　なんだか普通じゃない様子だ。。）
オムツかな？とおもってあけてみたところ。

※食事中のひとは、ここからとばしたほうがいいかもね。にやり。

ベビーのうんちが。
かなり硬くて、大きすぎて出てこられない状況。
すごく痛そう。
激しく泣き叫ぶベビー。

苦しそうだけど少し様子を見る。
胸に抱いて、一緒に横になって、おなかをさする。
しかし、5分以上そのまま。さらに泣き続けるベビー。
痛いよね、痛いよね。
ママも、あなたを産むときすごく痛かったもの。
どうしよう。

こんなときは親に電話だ。
「時計回りにおなかのマッサージをして、みかんを
　食べさせなさい。うんちがやわらかくなるから。
　あと、こういうとき相談できるお医者さんとかいないの？」
そうだ。かかりつけの小児科があるじゃないか！

ベビーは泣き叫び続ける。
「もしもし、○○医院ですか。
　いつもお世話になっているものですが、ベビーが。。。」
「では、まだ診察していますから、直ぐに連れて来れますか？」
「直ぐに伺いますのでお願いいたします」
すぐ準備。
ベビーは激しく泣いている。

と、ベビーがおとなしくなる。
心配してのぞきこむと、おとなしく指をしゃぶって普通だ。
オムツを開けてみると。ちゃんとでてるよ！
はぁぁぁぁぁぁぁ。よかった！
かれこれ30分くらいでしょうかね。
まさに産みの苦しみ。難産でした・・・。
ちからがぬけた。

病院に電話。お騒がせしてすみませんでした、と。
ほんとすみません。
でも、直ぐに連れてきて、と言ってくれて
新米ママはどれほどこころづよかったことか。
ありがとうございました。

親にも報告。よかったよかった、と。すみませんねぇ。。

力が抜けて、旦那に報告。
こんな、病院に駆け込む事態なんて今までなかったから。
ベビーが痛さに泣き叫ぶなんてことも、初めてで。
なんか、電話したい感じだったんだな。もう夕方だったし。
旦那も優しく、大変だったのぅーと言ってくれ、
夕飯も手抜きでいいよ、と。やつも成長したもんだ。

夜、となりのトトロをやっていた。
何となくチャンネルを変えたら、迷子になったメイが、
ねこバスで迎えに来たサツキと再会するシーンで。
「ばか、メイ！」といってメイを抱きしめるサツキ。
「ごめんなさぁぁぁい。うわぁぁん。」と抱きつくメイ。
そのあと、ねこバスでおかあさんに、とうもろこしを
届けに行くんだよね。

それを見たら、なんだか娘がメイに重なって見えて、
やたらと愛しく感じて、涙が出ちゃったわ。
（いや、まあ、だいたいトトロを見ると
　この辺で泣くんだけどね。）

いままでも赤ちゃんて好きだったけど。
自分の子供は違います。
大切さ、と言うか愛しさと言うか。こみあげるような。
責任は重いけど、愛しいからがんばれるかな。
自分の親にも感謝。
こんな風に私たち兄弟を育ててくれてたなんて知らなかったよ。