adoption

2004年9月22日
昨日の最後の英会話は。
養子に関する記事でした。

日本の子供が、育てられない親の事情で、生後まもなく
養子に出され、海外の家庭に入るケースがこの3年間で
106件だそう。
業者は、産婦人科と提携して、そのようなこどもを知るそうだ。
ただし、この仲介業者を登録する確立されたルールがなく、
きちんと整備されていないという記事。

こういうのは、ちゃんとやらないと、子供が心配になる。ね。
変な人に売られたりしなければいいのだけれど。
人身売買はもちろん禁止されているけれど、受け入れ家庭と
金銭の授受がある業者もいるんだそうだ。

先生の故郷アイルランドでは、養子はよくあることで、確立され、
それがいじめの対象になることはないらしい。
そして、養子に来た時点で、子供のころからそのことを知らされ
て育てられると。18歳ぐらいになって、生みの親のことを
知らせるのがよくあるケースだと。

先生の友人は養子で、18のとき生みの親の所在を、育ての親に
教えてもらった。
でも、「あなたが、僕のお母さんだから、その人に会う必要は
ないんだよ」って、その養子の人は言ったらしい。
やばーい。授業中だって言うのにうるうる来てしまったよ。

アイルランドは、中絶が違法行為で、中絶するためにイギリスや
海外へ行く必要があるんだそうだ。カトリックの国ならでは。。

先生の隣人が、中絶が出来なくて、子供を産んですぐ養子に出す
手続きをしていたそうだ。
でも、実際に10ヶ月おなかで育てて、産まれてみたら、
どうしても養子に出すことはできなかったと。育てたそうだ。
その子も、もう10歳くらいになるはずね、と言っていた。

日本では、中絶が多く行われているためか、養子に出される
こどもはあまり多くないと思う。アイルランド人の先生にすれば、
それはそれで、変な感覚なのだと思う。

高校生のとき、アメリカでホームステイしたときに、
コリアンの赤ちゃんがいた。彼は、養子だった。
白人家庭に、アジア人のこどもがいたら、それは養子だと
一目でわかってしまうのだけれど、みなそれを普通のこととして
ごく普通に振舞っていた。
なんかすごいことだな、って、感心したのを覚えてる。
養子に関する社会の目が成熟してるっていうのか。

日本から海外へ養子に行った子も、こういういい家庭で、
幸せに暮らしていることを願っています。

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