ベビー、救急車に乗る。昨夜ですが。

以下、ちょっとリアルな表現も出てきますのでご注意。

いわゆるひきつけです。(急に熱が上がるとなる熱性けいれん)
夜、アンパンマンのビデオをみてご機嫌なベビーだったのに、
急におとなしいな?と思ったら吐いてた。
顔色も悪く、手足が冷たい。
そのうち、寒いといいながらぶるぶるふるえちゃって、
意識も遠のいて白目をむいちゃってる。
これはいつもと違う。
熱は38.3度。

さっきまでアンパンマンを見て歌って踊ってたのにな。
とりあえず、熱を冷ますべく保冷剤を冷凍庫から取り出し、
わきの下と首の頚動脈に大きな動脈があると聞いたので、
そこを冷やす。足の付け根の分は保冷剤が無く、できず。

わが街には、夜間の小児科担当医が365日いるので、
インターネットで即行今日の担当を調べて、電話する。
昨夜は病院が混んでいて、電話も結構待たされる。
看護婦さんと電話を換わってもらい事情を冷静に説明。
すると、救急車で来たほうがいいです、とのこと。
名前をつげて、一旦電話を切る。

続けて119番へ。初めてかけちゃったよ。
「火事ですか?救急ですか?」ってやっぱり聞かれるのね。
その後、ベビーの状態を話し、小児科から救急車で来るよう
言われたことを話す。
救急車なのでサイレンを鳴らさないわけにはいかないそうで、
サイレンを鳴らしてくるので、サイレンを聞いたら家の前で
待機しててください、とのこと。
電話しつつ、近くの救急隊を検索してくれていたけど、
近くのものは空いていなくて、少し遠くから来るので
時間がかかりますがご了承ください、とのこと。

旦那は冷静で「3人とも救急車に乗ったら帰りが困るだろ。
俺は車でついていくから。」とのこと。

ベビーの様子は、厚着をさせて保冷剤をつけたら、
だいぶ落ち着いて震えは止まり眠り込んでいた。
呼吸も落ち着いてるし、一山超えた感じ。
とりあえず保険証と、現金がお財布に入ってるか確認。

ベビーを毛布にくるんで待っているとサイレンの音が。
外に出て、名前を聞かれて、救急車の後ろから乗り込む。
「ストレッチャーに寝せると泣いちゃうかな?おかあさんが
抱っこしてていいですからね。」と。若い女性の隊員の方。
優しそうな笑顔と口調に、少し緊張も解け。

ベビーの熱を測り、血圧・脈拍を測るとそれをカルテに
書き込んでいて、私にも状態を質問される。
「何時ごろ起きましたか?」
「けいれんはどれぐらい続きましたか?1.2分くらい?」
(長く感じたけど、時間計ったわけじゃないしなーと少し感じる)
「前にも、けいれんを起こしたことがありますか?」
「かかりつけの病院はどこですか?」
など、車が動くまえにひととおり話して、受け入れ先の病院へ
連絡し、ようやく救急車が動く。

動き出してサイレンをならしつつ、交差点に入るときは
「救急車、交差点通過します」とか言うアナウンスをしつつ
7.8分で救急病院へ。早いね。

救急車で来たので、隊員の方が受付に話をして、
診察室に付き添ってくださり事情を話してくれた。
病院についたらベビーは普通に会話もできて、受付の人からみれば
重症に見えなかったんだろうけど「保険証をだせ」と
言われつつ、その瞬間、診察に呼ばれたので、
「呼ばれたのであとでいいですか」というと
「先に出してください」という
おじさん事務員。
ベビーを抱っこしてるし荷物もあるので、すぐに出せない状況。
何よりももう診察に呼ばれてるのに、と困っていたら
救急隊員の人が、もう呼ばれているので診察を先に、と
促してくれた。感謝です。

救急隊員から小児科医に伝達事項がされ、診察にはいる。
隊員の人にお礼を言って、小児科医の問診。
流行の夏風邪だそうです。ぱっと熱が上がり、のどがはれる
症状だそう。
けいれんを予防する方法の説明を受けて、座薬を処方してもらう。

ひきつけって熱性けいれんっていうんだそうです。
2ヶ月ぐらい前も保育園で起こしてるので、
起こしやすい体質なのかも。ということで今後の分の薬ももらう。
熱が37.5度になったら、けいれん防止に座薬を入れてくださいと
言われたが、
「今日みたいに熱が突然上がったらどうすればいいですか?
 なんでもないのに、いつも熱を測る、というのもなかなか難しいです」と
小児科医(若干男前の先生)にご質問。
「そうおっしゃる方も多いのですが、まめに測ってあげて、
 薬を入れて予防していくしかないんですねー」とのこと。
そうですかー。具体的な予防策はなし。

とりあえず、8時間後にもう1つ座薬を入れれば、
効果が持続することと、
もし明日あさってに同じけいれんが起きれば、脳にばい菌が
入ってることも考えられるのでその時は再診してください、
ということで診療終了。

ロビーで旦那と落ち合う。
やはり救急車は信号無視だから早いよ!とのこと。
ついていけないぜー、といいながら落ち着いたベビーをみて
安心した様子。
病院は本当に混んでいて、救急車で来て優先的に見てもらえたので
とても安心でした。
事務のおじさん以外は、みなさんとても親切に対応してくれて
この街に住んでいてよかったかな、って少し思った。

いまどきTVとかで、小児科医が不足していて、救急でも
病院をたらいまわしされることがある、って聞いてたし。
今回はそんな心配は全くしないですんで、幸せなことです。

家に帰ってベビーに水分(大好きなコカコーラじゃなきゃやだというご用命。)
をあたえ、おながしゅいたーというので、
旦那が張り切ってマックへ買出し。
(消化がいいものがいいけど、ベビーはマック大好きなのと
 旦那がせっかく機転をきかせてくれたので)
冷蔵庫のミニトマトと、さくらんぼも洗って出してあげる。

結局ベビーは、ミニトマトとさくらんぼをよく食べ、
ポテトを少し食べてカルピスをコップ一杯飲んだので、
まあ安心。

その後寝て、座薬も朝入れて、今に至ります。
熱がある以外は元気そうだ。
今もアンパンマンを見ています。

昨日も何気に、アンパンマンに興奮して熱を出したような感じ。
ほんとに直前までアンパンマンの歌を歌って、踊ってたので。
こどもは急に具合が悪くなるから怖いね。
ちいさなこどもがいるおかあさん、大変ですががんばろうね。

救急隊員からのアドバイスでは、
熱があって寒がっている時は厚着をさせるとよいが、
寒がっていないようであれば、熱がこもって余計上がるので、
逆に薄着にさせてください、裸に近いぐらい。とのこと。
へー。
保冷剤で大動脈を冷やしたことはほめられたよ!わーい。

コメント

ハイジ
ハイジ
2006年6月25日18:00

ベビちゃん、大変でしたね。
その後はいかがですか?
熱が高くなるとあせりますよね。
タリーさんご夫妻は冷静ですごいです。
見習わなくっちゃ!

まる
カオ
2006年6月26日0:01

元気になってよかったです〜><
こういうときに、だんなさんの良さを改めて感じられるって素敵ですね〜!!

タリー
タリー
2006年6月27日20:16

>ハイジさま
おかげさまでよくなりましたー。今日から、保育園復活。
ホント、熱高くなるとびっくりしちゃいますよね。
わたしもはじめはびびりまくり、あせりまくりでしたが
場数をこなすと、経験が活きてくるというか。苦笑
しかし、救急車が大好きなベビーですが、(←見かけると興奮。)
まさか自分が乗るとは思わなかったっす。。とほほ。

>カオさん
おかげさまで復活しました、ベビー☆
やっぱり、困っている時に助け合うと、
絆は深まりますねぇ。プラス思考です。笑

桜姫
桜姫
2006年6月29日21:55

ひきつけ、いつ起こすかわからないし、対処を頭に入れておかなければと思いつつも、まだ勉強してなくて。
タリーさんの体験談で勉強になりました。
保育園も復活されたようで、よかったです。

タリー
タリー
2006年6月29日22:49

>桜姫さま
おかげさまでベビーは超!元気になりました。
いつ何があってもいいように、救急病院を押さえておくと
かなり気持ちが楽になりますよ☆

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